こちらも少しお時間いただきましたダイニングテーブルとチェア。
無事に完成いたしました。
スヴェイルファニチャーさんでご好評いただいておりますデザインですが、天板の大きさとテーブルの木口が少し違います。
天板の大きさが変われば、脚の位置も変わりまして、バランスを整えながら製作していきます。
そして今回の仕様は"木口が手彫り"となっております。
天板表面はツルツルしていて、日頃の使い勝手にストレスがかからないようにしていますが、テーブルの縁(木口)を触るとデコボコしていて、手仕事の柔らかさが伝わってくる作りです。
コツコツと削るのは大変な作業ではありますが、また一味違った仕上がりになるので、オイルを塗布する時がとても楽しみになります。
長時間座っていてもお尻が痛くなりにくいペーパーコードのダイニングチェア。
背あたりも優しく、そして軽い。
子供を抱えていたり、食事を運んでいたり、そんなときでもスッと動かすことができて、ストレスがかかりません。
そして人は年を取り、力は少しずつ衰えていきます。
そうなったときでも、スッと動かすことができたら、きっと日々の生活を気持ちよく送ることができると思います。
木の道具はメンテナンスをすることでずっと使うことができます。
その道具を大切にしようとする気持ちが、他の様々なモノゴトも大切にしようと思える気持ちを育ててくれると、ずっと信じています。