息子が3才になったときに、おじいちゃんが見せた恐竜の動画を見たことがきっかけで、恐竜の世界、生き物の世界にどっぷりはまりだした息子。
ちょうどその時は、親になるということの責任をより一層噛み締めるとともに、肩に力が入りすぎて、子育てってむすがしいな〜。子供だからしょうがないのかな〜。と、考えていたときのように思います。
でも、その肩の力が"ふっ"と抜けた時のことを、今でもはっきり覚えています。
NHKの"恐竜特番"を息子と一緒に見ていて、司会のディーンフジオカさんが"共進化"の説明をはじめたときです。
共進化とは、草食恐竜が身を守るために体を大きくしてツノを身につけて進化、それに勝るように肉食恐竜も体を大きくして、牙を鋭くする。。。そうしてお互い刺激し合って進化していくこと。
この説明を聞いた時に、そうか!僕も親として始まったばかりなんだから、息子と一緒に進化していけばいいだけだ。と肩の力が抜けたのです。
それから、今まで"なんで?どうして?"と"疑問"に感じていた子供の行動が、すべて"なるほど!面白い"と"興味"に変わりました。
しょうがないではなくて、僕の伝え方を変えてみよう!とか、一緒に調べたり、考えたりしよう!と、とにかく一緒に何かをすることが楽しくなってきたのです。
人を変えるより、自分が変わった方が簡単だし、人のせいにするくらいなら、自分のせいにして自分を高めた方が、自然と相手も高まる。
どうにかしたい!とアンテナを張っていれば、やはり何かを引き寄せることができるんだ。と。
これから息子も娘もさらに進化していくけれど、何事にも諦めないで、家族と向き合って楽しんで進化していこうと思います。