"塔の家"へ"シェーカーテーブル"を無事にお届けしました。
今回も建築士の河合さんにお手伝いしていただき、とても助かりました。
固定されたベンチが備わっているので、そのベンチを最大限に活かせるように、左右から出入りのしやすい"シェーカースタイル"をご提案。
天板の大きさは2M・・・。
その大きさに合わせて、脚を太くする事がいくらでも出来るのですが、そこは攻めたい。
1/5の模型を作って、どこまでバランスが崩れずに形状を整えて行けるかを考えました。
"シェーカースタイル"のテーブルというと"モーエンセン"のテーブルがよく知られているかも。
先人達は本当にすごいスタイルを発明してくれたと思っています。
そして、もう充分に"足し算"はし尽くされているとも思っています。
インテリアを好きになって"引き算"メインで生きてきた僕は、そのスタイルを先人の発明に添えてみるだけ。
もちろん足し算もします。
そしてどの計算の結果が、そのご家族の習慣に寄り添えるかを考えるだけです。
毎日拝みたくなるような道具になってしまっては・・・。
大切にしたいのは、毎日当たり前のようにある"食事の時間"や"家族団らんの時間"・・・習慣です。
その大切な時間にただ寄り添い、毎日そこにある"テーブル"という道具であってほしいのです。
主役は"人"、"家族"。
喜んでいただけてよかったです。
思いっきり使ってください。